【人前で顔が緊張でこわばる対策 How to Relax Your Face in Public Speaking】ボイスブログ39
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
緊張すると顔がこわばる
人前に出ると、顔がこわばって緊張してしまう…そんな経験、ありますよね。
ピキピキっと顔が張ってきて、「あ、自分の顔が変かも」って感じて、さらに緊張が増してしまう。
そんな時、顔のこわばりをどう直すか、ちょっとしたコツをご紹介します。
まず笑顔をやめてみる
「人前では笑顔でいなきゃ」って思いがち。
でも、ずっと笑顔でいようとすると、逆に顔の筋肉がピキピキしてきます。
「笑ってるつもりなのに、なんか怖い」ってことになってしまいます。
なので、一度笑顔をやめてみましょう。
そして、無理に表情を作るのではなく、自然な表情で話してみること。
これが意外と効果的なんです。
口を動かしながら話してみる
次に意識してほしいのが「口を動かして話す」こと。
笑顔をやめると、顔の力が抜けて口も動きやすくなります。
ただしゃべるだけでなく、意識してしっかりと口を動かして言葉を出します。
これをやってみることで、脳が少し冷静になってきます。
緊張してるときって「ちゃんとしなきゃ」って一点集中になりがち。
でも、口を動かすことを意識すると、「口もちゃんと動かさなきゃ」「相手の反応も見なきゃ」って、注意することが増えていくんです。
その結果、客観的になれて、緊張がやわらいでくるという仕組み。
素の自分を出してみる
つくった笑顔は、実はがんばっているんです。
だからこそ、1回、素の自分の顔で話してみてください。
そうすると、意外と周りの評判も良かったりします。
無理に笑わず、口をしっかり動かして、リラックスした表情で話す。
これだけで、こわばっていた顔がスッとほどけて、緊張もぐっと和らぐはずです。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。