【意識を変えるだけで声が変わる! Change Your Mindset, Change Your Voice!】ボイスブログ74
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
ボイストレーニングで人生をちょっと変えてみる
今日はボイストレーニングを通して「人生をちょっと変える」ということについてです!
私がやっている「ラポール・ボイス(元スピリットボイス)」トレーニングは、ただ発声練習をするのではありません。
意識を置く場所を変えるということを大切にしています。
「意識の場所」ってなに?
普段、何か考えている時、自分がどこで考えているか意識したことはありますか?
私は昔、よく頭の前あたりで「あー」と考え込んでいました。
頭の前あたりで考えている時は、目の前の小さな世界に完全に閉じこもっています。
その小さな枠の中にいて、枠の外の世界に気づく余裕すらありませんでした。
でも、ほんの少しだけそこから離れてみるとどうでしょう。
半歩、あるいは一歩だけ横にずれるだけでも、視界が一気に広がるんです。
でも考え込んでいるときは、それさえ気づけないほど狭い世界に閉じ込められてしまいがちです。
意識を後ろに飛ばしてみよう!
そこで私がおすすめしているのが、「意識の場所を変える」ボイストレーニングです。
具体的には、意識をパーン!と後ろに飛ばしてしまうのです。
頭の前にあった意識を、一瞬で後ろ側に持っていく感じです。
意識が後ろに移動すると、今までとは全く違う「自分」が現れます。
ちょっと想像してみてください。
小さな枠内で考えているのと、意識を後ろに飛ばして広がった世界で考えているのとでは、自然と考える内容や感じ方が違ってくると思いませんか?
この小さな世界にいる自分と、大きく広がった世界にいる自分とでは、同じ人間であるにもかかわらず、全く違った自分になれるのです。
これだけで声が変わる?
意識の位置を変えるということだけで、驚くほど声が変わります。
例えば、意識が頭の前にあるときの私の声は、少し前のめりな声になってしまいます。
でも、ここで「1・2・3!」という掛け声とともに意識を後ろ側に移動させると、声の出方や雰囲気がガラッと変わるのです。
後ろに意識がある状態では、目線が自然に上向きになったり、身体がリラックスしていたり、前の自分とは全然違う「私」が登場してくることに気がつきます。
意識を変えるトレーニングのやり方
私のボイストレーニングでは、この「1・2・3!」という掛け声で意識を移動させるという練習を繰り返し行っています。
そうしていくことで、大きな世界の中に自分がいることを体感し、そしてその意識を自分のものにしていきます。
これを続けていくうちに、声が自然と良くなり、さらには大きな世界で物事を考え、暮らし、話すことができるようになっていくのです。
たったこれだけで人生が変わるかも!
声を変えるだけではありません。意識の場所を変えるだけで、人生そのものが変わってしまう可能性があります。
意識を後ろに飛ばす「1・2・3!」という掛け声だけで、心も行動も、もちろん声も変わります。
ぜひ、この掛け声を試してみて、ちょっと違った人生を体験してみませんか?
ホワイトボードの文字が間違っていました。「指令」→「司令」
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。