【うちわを使った声のトレーニング Voice Training Using a Fan】 ボイスブログ13
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
うちわを使って「いい声」を出す方法
実は、簡単に「いい声」を出す方法があるんです。
それは、背中に「うちわ」をさすだけ。
「え、本当にそれだけ?」と思うかもしれませんが、本当にそれだけなんです。
うちわを背中側にさして、頭との接点を意識すると、自然と声が良くなります。
意識が前にあると、緊張したり、ドキドキしたり、ネガティブなことを考えてしまいがちなのですが、意識が頭の後ろにある「うちわ」との接点にいくと、ネガティブな気持ちが一瞬で消え、本来の力を出すことができるようになるのです。
意識が大切!でも難しい…
でも、これって意外と難しいんです。
何か文章を読もうとしているとき、意識を後ろにおいておきたいのに、すぐに意識が文字に集中してしまい、背中のうちわのことを忘れちゃいます。
文字を見ている間、意識を後ろ側に保つことができなくなってしまうんです。
意識を後ろに保つためのコツ
じゃあ、どうしたらいいかというと、ポイントは「視線」です。
文字を読むときに、必死に文字を追うのではなく、自分の後ろに目を置く感覚で眺めるように読むんです。
実際の練習法
では、実際にやってみましょう。
「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ」と、一つ一つの文字を意識的に後ろに目を置いて読んでみてください。
こうすると、意識がしっかり後ろに保たれ、冷静に落ち着いて読むことができます。
さらに、この方法で読むと不思議と間違えないんです。
「読めて当たり前」という感覚が自然と出てきます。
継続的に練習しよう
この方法はちょっと難しいかもしれませんが、継続的に練習すると自然と身につきます。
練習してみてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。