【「動詞 辞書形」の、過去、進行形、今・未来 “Verb” past, progressive, present and future】日本語レッスン31
動詞には、「食べる」「読む」「描く」「走る」など、基本的に「うの母音」で終わる言葉が多くあります。
今回は、この動詞を例にとって、「過去」「進行形」「現在・未来」の使い方を見ていきましょう。
動詞の時制をしっかりマスター
まずは、「食べる」という動詞を使って説明します。
- 過去形:「食べた」
- 進行形:「食べている」
- 現在・未来:「食べる」
これは日常会話でよく使う基本の形ですね。
さらに丁寧な表現ではどうなるか、みてみましょう。
- 過去形:「食べました」
- 進行形:「食べています」
- 現在・未来:「食べます」
会話で迷いやすいポイント
実際の会話では、この過去、進行形、現在・未来を混同してしまうことがあります。
例えば、「先生、朝ご飯食べましたか?」と尋ねるときは過去形、「食べてますか?」なら現在進行形、「食べますか?」なら未来、あるいは普段の習慣の意味になります。
質問をするときは、「今はどの状態かな?」ということを考えて時制を選ぶと、スムーズにコミュニケーションが取れます。
正しく使い分けるコツ
動詞の時制を正しく覚えるためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 「過去形」は、すでに終了した動作
- 「進行形」は、今まさに続いている動作
- 「現在・未来」は、これからするつもりの動作や普段からの習慣的な動作
これを頭に入れながら、ぜひ日常会話で実践してみてください。
実践して覚える
日本語をきちんと使えるようになるためには、実践を繰り返すことが大切です。
毎日のちょっとした会話でも、「今はどの状態かな?」と考える習慣をつけてみてくださいね。
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