【「そうだ」「ようだ」「みたい」ってどう違う? Difference Between “Souda”, “Youda”, and “Mitai”?】レッスン54
「そうだ」「ようだ」「みたい」、この3つの言葉はどれもよく使われますが、今回は、この似ている表現の違いを調べてみました。
「そうだ」は伝聞情報
「そうだ」は、誰かから聞いたり、何かを見たりした情報をそのまま伝えるときに使います。
- 「雨が降るそうだ」:誰かから聞いた情報を伝えるときに使います。
この場合、あなた自身は実際に雨が降っているところをまだ確認していませんが、聞いた情報をそのまま伝えるために使っています。
「そう」+「だ」は見た目の印象
「そう」+「だ」の形は、目で見て得た情報を基にした印象を表現するときに使います。
- 「雨が降りそうだ」:空の様子などを見て、これから雨が降るだろうという推測を述べる場合。
- 「元気そうだね」:相手の表情や様子を見て、元気そうだと判断した場合。
このように、「そうだ」は主に目で得た情報からの印象や推測を述べる表現にもなります。
「ようだ」「みたい」は話し手の推測や判断
「ようだ」と「みたい」はほぼ同じ意味で使われ、話し手の推測や判断を表します。
- 「雨が降ったようですね」:実際に雨が降ったかどうかを直接確認していないが、地面が濡れているなどの状況から推測する場合。
- 「雨が降ったみたいですね」:こちらも推測であり、見た状況や感じたことから判断しています。
- 「お留守のようですね」「お留守みたいです」:家の中が静かで、人の気配がないことから留守だと判断した場合。
まとめ:使い分けのポイント
- 伝聞情報を伝えるとき:「そうだ」(聞いた情報をそのまま伝える)
- 見て感じた印象や推測を伝えるとき:「そうだ」(見た印象)
- 話し手の判断や推測を伝えるとき:「ようだ」「みたい」(状況からの推測・判断)
ぜひ、実際の会話で使い分けてみてくださいね!
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