【「に」「で」の違いは?Difference between “ni” and “de”】日本語レッスン61

「に」と「で」の使い分けが難しいと感じることがあります。
今日は、日本語の先生に聞いて理解したことをシェアしたいと思います。

「に」は場所にくっついて動かないときに使う

「場所にくっついて動かない」ってどういうこと?と思いますね。
例えば、こんな例文があります。

  • このホテルにレストランがある。
  • 交差点にコンビニがある。
  • 安いホテルに泊まる。

つまり、ホテルや交差点にレストランやコンビニがくっついて、動かずそこにずっとあるイメージです。

「で」はイベントや出来事があるとき、または空間が動くに使う

「で」は少し違います。
空間自体が動いたり、あるいはイベントや出来事がそこで起こったりするときに使います。

例えば、イベントや出来事としては、

  • このホテルで結婚式がある。(結婚式はイベント)
  • 交差点で事故があった。(事故は出来事)

また、空間が動く場合としては、

  • 電車で寝る。(寝ている間に電車は動いています)
  • 日本で生活している。(生活は日々動いています)
  • スーパーで買い物をする。(買い物をすると動き回ります)

おもしろい注意点:「電車に寝る」はおかしい?

先生が教えてくれたおもしろいポイントは、「電車で寝る」を「電車に寝る」と言い換えると変になることです。
「電車に寝る」と言うと、まるで電車の屋根の上や、電車そのものを布団のようにして寝るイメージになってしまうんです。確かに、これはおかしいですよね。

日本語の助詞は小さな違いで意味が大きく変わります。

私も、今回の説明を聞いてすごくおもしろいと思いました。
皆さんも、ぜひ参考にしてくださいね!

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