【訓練と練習の違いとは?What’s the Difference Between “Kunren and Rensyuu?】日本語レッスン70
訓練と練習って同じじゃない?
「訓練」と「練習」、日常でよく聞く言葉ですが、改めて考えるとその違いがよくわからない・・・。
実は、この二つには明確な違いがあるのです。
今回は「訓練」と「練習」の意味を深掘りし、違いをはっきりさせましょう。
【訓練】とは?
訓練というのは、「他の人に技術や行動を繰り返し教え、身につけさせること」です。
「訓」という字は「教え導く」という意味を持っています。
例えば、学校や会社で行われる「消防訓練」。
先生や指導者の指示通りに行動し、避難経路や集合場所などを正しく覚えるために行われます。
つまり、他の人から指示された方法や技術を、繰り返し行って習得していくものが「訓練」なのです。
【練習】とは?
一方、練習は「自分自身が技術などを繰り返し行って身につけること」を指します。
「練習」の「練」という字は、「練り上げる、磨き上げる」といった意味を持ちます。
例えば、歌を上手くなりたいと思ったら、自分自身が何度も何度も歌い、スキルを磨き上げる必要があります。
このように、自発的に自分が行うのが「練習」です。
「訓練」と「練習」の違いまとめ
- 訓練:他の人に指示されて繰り返し行い、技術や行動を習得する。
- 練習:自分自身が主体的に繰り返し行い、技術や能力を磨く。
いかがでしたか?
今までなんとなく使っていた二つの言葉ですが、明確な違いがありました。
意味をしっかり理解しておくと、コミュニケーションがさらにスムーズになりますね。
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