【表すと現すの違いって? What’s the difference between 表す and 現す?】日本語レッスン73
表す(あらわす)とは?
「表す」は、思いや考えを言葉や表情などで示すときに使います。
つまり、直接目に見える具体的な形で示すのではなく、間接的に表現することを指します。
例えば、
- 「美しい風景を言葉では表せない」
- 「喜びを顔に表す」
というように使われます。
このように、感情や考えなど、抽象的で形のないものを伝える場合に「表す」を使います。
現す(あらわす)とは?
一方、「現す」は、今まで見えなかったものがはっきりと目の前に示されることを意味します。
実態が目に見える形で出現することを指しています。
例えば、
- 「姿を現す」
- 「敵が正体を現す」
という表現になります。ここでは、実際に目に見える形で登場することがポイントです。
表すと現すの違いは「見える」かどうか
要するに、「表す」と「現す」の大きな違いは、「目に見える形で示すかどうか」です。
- 「表す」は、感情や考えなどの抽象的なものを間接的に表現する場合
- 「現す」は、はっきりと目に見える形で示す場合
これを意識すれば、迷うことなく使い分けができるようになるでしょう。
ぜひ、日常生活や文章を書くときに活用してみてくださいね!
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