【恐れ入りますがの使い方 Using “Osoreirimasu ga” – The Art of Polite Cushioning】日本語レッスン Japanese lesson 163

クッション言葉ってなに?

「恐れ入りますが」という言葉、聞いたことありますね。
これは「クッション言葉」と呼ばれるもので、お願いごとをダイレクトに伝えるのではなく、少しやわらかく、相手に配慮を示すための表現です。

目上の人やお客様に使うとき

たとえば、目上の方やお客様に「お願いしたいこと」があるとき。
そんな時にいきなり「〇〇してください」と言ってしまうと、ちょっと強引な印象になります。
そこで登場するのが、「恐れ入りますが」です。

「恐れ入りますが、こちらで靴を脱いでいただけますか?」
「恐れ入りますが、ご協力をお願いできますか?」

こんなふうに、まずワンクッション置くことで、相手への敬意と配慮が伝わります。

言い方のポイント

ただし、「恐れ入りますが」と言えばいいというものではありません。
言い方ひとつで、印象がまったく変わります。

「恐れ入りますが!」と強く言ってしまうと、せっかくの丁寧さが台無しになってしまうかもしれません。
少し柔らかく、にこやかに、「恐れ入りますが…」と、優しく言ってみましょう。
そうすることで、相手も「あ、いいですよ!」と快く応じてくれるようになります。

練習してみよう

「恐れ入りますが」を、自然に、感じよく言えるように練習してみましょう。

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