【もごもご声解消!】ラポール・ボイスブログ4
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
うちわを使って、後ろに意識を置く練習法をお伝えします。
口の中から外へ声が広がり、もごもご声が解消されます。
うちわを頭の後ろにセットしてみよう
まず、手元にうちわを用意してください。
うちわといえば暑さをしのぐアイテムですが、今回はちょっと違った使い方をします。
うちわを背中に差し込んでみましょう。
これが今日のトレーニングのスタートです。
頭の後ろの接点に意識を集中
うちわを頭の後ろにセットしたら、そのうちわと頭が触れている「接点」に意識を集中させます。
その接点だけを感じながら話をしてみてください。
「こんにちは、今日も暑いですね」と話してみましょう。
ポイントは、うちわの接点に意識を集中させ続けること。
ちょっとでも意識がずれると、このトレーニングの効果が薄れてしまいます。
頭の後ろに集中して、冷静に話すことが大切なんです。
意識が後ろにあると声がどう変わる?
意識がしっかりと後ろにあると、声の響き方が変わるのがわかりますか?
「こんにちは」と言ったときの声のトーンや落ち着きが違って聞こえるはずです。
このトレーニングを通して、普段自分の意識がどこにあるのかを再確認してみましょう。
頭の後ろ1mm外に意識をキープする練習
頭の後ろ1mm外に意識を保つことにチャレンジしてみてください。
これ意外と難しいんですが、非常に効果的です。
うちわを使って、感覚をしっかりと掴んでいきましょう。
意識を後ろに持っていくことで、普段とは違った感覚が得られると思いますよ。
まとめ: うちわを使って意識を後ろに持っていこう!
今回紹介したうちわを使った練習法、いかがでしたか?
頭の後ろに意識を置くことで、声の出し方や響き方が変わるのを実感できるはずです。
ぜひ、うちわを使って、今日からこの練習を取り入れてみてくださいね。
次回は、さらに意識を後ろに持っていくテクニックをご紹介します。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。