【声の強弱で伝わり方が変わる! Varies with voice volume】ボイスブログ28
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
声に強弱がないと、気持ちは伝わりにくい
会話しているときに、「今日楽しかったね」「ほんと」「うん、また行こうね」といった言葉が何となく流れてしまうことがあるかもしれません。
ただ棒読みのように同じトーンで話してしまうと、本当に楽しかったのか、相手には気持ちが伝わりません。
逆に、声にしっかり強弱があると、聞いている人も気分が上がり、印象にも残りやすくなります。
強弱をつける練習をしてみよう
例えば、誰かが相談に来たとします。
「こんなことがあったんです……」と相手が言ったら、まず最初に優しく受け止めるような弱めのトーンで、
「それは大変でしたね」
と言ってみます。
しばらく話を聞いて、次に相手を励ましたい時には、今度は明るく強めのトーンで、
「でも、次はがんばりましょう!」
と言うようにします。
このくらい強弱をはっきりつけると、相手に気持ちが伝わり、励まされたと感じてもらえます。
強く伝えるコツは「いつもより大きめに」
励ますときは、普通に言うだけではあまり響きません。
「でも次はがんばりましょう・・・」
声が弱いと、相手は物足りなく感じるかもしれません。
そんな時は、思い切って自分が普段出さないくらいの大きめの声を意識してみます。
「でも次はがんばりましょう!!」
強めに言うことで、聞いただけで相手が元気になり、嬉しく感じます。
ちょっと照れるかもしれませんが、実際にやってみると意外と簡単に出せるものです。
声の強弱で相手への思いを表現する
声のトーンを変えるだけで、あなたの言葉はぐっと相手の心に届きやすくなります。
ぜひ普段から意識して、相手を受け入れたり元気づけたりする声の強弱を身につけましょう!
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。