【声が通らない、こもる、鼻声を改善 Improve Nasal Voice】ボイスブログ38
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
鼻声ってどんな状態?
鼻声で悩んでいる方、意外と多いかもしれません。
鼻声とはどのような状態かと言うと、鼻腔に声が響いてしまい、声がこもったり、頭の中でワンワンと響いてすっきりしない、そんな状態です。
鼻声になる原因とは?
鼻声の人は、声が鼻のあたりや頭の中に響いてしまい、どこか「こもっている」ような感覚になります。
特に上顎に声が当たるような感覚で、それが原因で鼻に声が引っかかるような感じになります。
鼻声をすっきり改善する方法
では、この鼻声をどうしたら改善できるでしょうか?
実は、声を出す方向を意識するだけで、簡単に改善することができます。
具体的には、声を「真後ろに向かって出す」ように意識して話すことがポイントです。
今まで鼻声の人は、声が上顎に当たって鼻に引っかかっていました。
それを上ではなく、「後ろ」あるいは「舌の付け根あたり」を狙って声を出すと、鼻への響きを避けられます。
後ろ向きの声出し練習でクリアな音へ
練習方法はとても簡単です。
- 声を「前に出す」意識をやめて、「後ろに向かって」出す意識を持つ
- 特に、口の中の一番奥の壁を狙って声を後ろ方向に出すようにする
これを意識して練習すると、鼻に引っかかるような響きがなくなり、頭の中で響いていたモヤモヤ感もなくなります。
すっきりとクリアな音が出せるようになるでしょう。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。