【滑舌を良くする〜か行〜 How to pronounce “KA”】ボイスブログ49
※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※
か行がうまく言えない原因は?
「か・き・く・け・こ」か行が苦手な人、特にお子さんに多いです。
か行が苦手な理由は、実はシンプルです。
か行の音を発するとき、「舌の奥の方」が「上あご」にくっつきます。
これがしっかりできていないと、か行の音がはっきりせずに曖昧な音になってしまいます。
つまり、「舌の奥が上あごにきちんとくっついているかどうか」がポイントになります。
か行の正しい発音方法は?
か行をはっきり発音するためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 舌の奥だけを上あごにくっつける
- 舌の先や前の方ではなく、奥の部分だけがくっつくイメージ
もし音がはっきりせずに曖昧になってしまうなら、舌がきちんと上あごについていないか、接触が弱い可能性があります。
か行を克服するおもしろい方法:はちみつトレーニング
耳鼻科の先生から、お子さんがか行を苦手にしているときのユニークなトレーニング方法を教えてもらいました。
それは、「舌の奥が上あごにくっつく部分にはちみつをつける」というものです。
はちみつを上あごにつけて、舌でその感覚を感じるようにすると、舌が自然と正しい位置に当たりやすくなるそうです。
滑舌が悪い人は、顔に力が入りすぎている?
滑舌が悪い原因は、舌の動きだけではありません。
実は顔や口に力が入りすぎている場合もあります。
力が入りすぎると、口や舌が自由に動きにくくなります。
この力みを取るために、意識を後ろに持っていくことをおすすめします。
力が抜けて、自然に滑舌が改善される効果があります。
これが、実は最も簡単で早く自然に滑舌が良くなる方法です。
意識を後ろに持っていくトレーニングをしてみよう
口や舌だけを意識するのではなく、「俯瞰(ふかん)」して、少し後ろの方から自分が話しているような感覚を持つと、余分な力が抜けます。
詳しいトレーニング方法については、他の動画ブログでご紹介しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin
(俯瞰クラブは終了しました)
※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。
「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。