【俯瞰の感覚を身につける方法 How to Cultivate a Bird’s-eye View】ボイスブログ69

※ ラポール・ボイス(元スピリット・ボイス)は、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識で心を開放して話すボイストレーニングです ※

俯瞰って言われても、どうすればいいの?

「俯瞰(ふかん)」という言葉の意味は分かったけど、具体的にはどうすればいいのでしょう。
今日は、最近私がとても分かりやすい方法を見つけましたので、それをご紹介しますね。
というか、私の中の本当の私が教えてくれたんですけども、その話をします。

「夢」から分かる、俯瞰の感覚

皆さんは夢を見ますか?
夢を見ていて、目が覚めた瞬間、「あー、夢で良かった!」ってホッとしたことがあると思います。

夢の中では必死にバタバタしていて、すごく焦ったり、大変な気持ちになっています。
私もよく夢の中でバタバタしているんです。
でも、目が覚めると、「ああ、夢だった」と気付きますよね。

ここがポイントです。

目覚めた瞬間の自分は、「夢の中の自分」よりも少し大きな視点でそれを見ています。
夢の中で必死になっている自分を、冷静に眺めている感覚になっているわけです。

実は、これが「俯瞰」なんです。

現実でも夢のように俯瞰する

では、現実世界に置き換えてみましょう。
「大変だ!大変だ!」って焦っているとき、その焦っている自分を「夢の中の自分」と考えてみてください。

そして、「ああ、これは夢なんだ。焦らなくても大丈夫なんじゃない?」と、夢から覚めたような気持ちで自分を見つめてみるんです。

するとどうでしょう。
「あ、本当にこんなにバタバタする必要ないかも」と気づくことができれば、大成功です!

俯瞰力をトレーニングする

こうした考え方は、一度だけではなかなか身につきません。
私のボイストレーニングでは、こういう体験をたくさん積んでいきます。
そうしているうちに、この感覚が自然と身についてきます。

自然に俯瞰ができるようになると、今まで必死にがんばっていた自分を、もう一つ上のステップから冷静に見ることができます。

結果、落ち着いて、冷静で、本来持っている力を十分に発揮できる自分に変わっていきます。

この繰り返しがとても重要です。

今日からできる「俯瞰」の練習

今日ぜひ試してみてほしいのは、「あ、やばい!」と焦ったときに、一度冷静になって、俯瞰の目で自分を客観的に見つめてみることです。

「バタバタしている自分は夢の中の自分」と考え、夢から目覚めたときのような視点で落ち着いて自分を修正してみましょう。

ぜひ、この感覚を日常で試してみてくださいね。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

(俯瞰クラブは終了しました)

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「ラポール・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」ラポール・ボイスは、あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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