【送る?贈る?違いは?”送る” “贈る”Master the Difference!】日本語レッスン88

送るの意味と使い方

今回のテーマは「送る」と「贈る」。
同じ「おくる」という音でも、漢字が違うと意味も変わってきます。
まずは「送る」から。

この「送る」は、物を届けたり、誰かを見送ったりする時に使われる言葉です。

たとえば、

  • 荷物を送る
  • 声援を送る
  • 卒業生を送る

特に卒業生を送る、という場合は「旅立ち」みたいなニュアンスも含まれていて、「さようなら、卒業生の皆様」という意味も込められています。

また、「送る」は「過ごす」という意味でも使えます。

  • 楽しい日々を送る(=過ごす)

こんなふうに、単に物理的な移動だけじゃなくて、時間の経過にも使えます。

贈るの意味と使い方

さて、次は「贈る」です。

こちらの「贈る」は、金品や物を誰かに与えるときに使います。
「プレゼントする」という意味です。

たとえば、

  • お祝いの品を贈る
  • 感謝状を贈る
  • 博士の称号を贈る

この「贈る」は、気持ちや敬意を込めて「何かをあげる」ときに使われます。
ただの物の移動ではなく、相手への思いや感謝が込められているのがポイントです。

まとめ

「送る」は、届ける・見送る・過ごすなど、動きや時間の流れに関連した言葉。
「贈る」は、感謝や祝福を込めて物を手渡す行為に使われます。

音は同じ「おくる」でも、意味は全然違いますね!

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

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