【カタカナって何からできた? Where Did Katakana Come From?】日本語レッスン57

カタカナは覚えにくい?

日本語を勉強している方から、「カタカナが覚えにくい」という声を聞きます。
今回は、そもそもカタカナはどのようにして誕生したのか少し探ってみました。

カタカナは「漢字」の一部分!

実は、カタカナはひらがなよりも先にできた文字です。
仏教で使われていた漢字を簡略化したものがカタカナで、その後にひらがなが誕生しました。
ちなみに、ひらがなは昔、「女文字」と呼ばれていました。

ここからが興味深いところです。
カタカナは漢字の一部分を取って作られています。
今回は特に「ア行」と「カ行」を具体的に見てみましょう。

ア行・カ行のカタカナの由来

  • 「ア」は「安」という漢字の一部。
  • 「イ」は「以」の人偏(にんべん)部分。
  • 「ウ」は「宇」の「うかんむり」部分。
  • 「エ」は「江」という漢字の一部分。
  • 「オ」は「於」の一部。

カ行もおもしろいですよ。

  • 「カ」は「加」から。
  • 「キ」は「幾」の一部分。
  • 「ク」は「久」の一部。
  • 「ケ」は「介」の一部から来ています。
  • 「コ」は「己」の一部分。

こうして見ると、カタカナが漢字の一部なのがよくわかりますね。

楽しみながら学ぼう!

漢字の一部分を取り出したカタカナ。
ぜひ、漢字とカタカナの関係を楽しんでみてください。

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